在りし日の税関長回顧録・尾山喜一自叙伝

若き日、横浜税関支署長、川崎税関支署長 横浜税関総務部人事課長、横浜税関輸入部次長 横浜税関菅支部長、函館税関長等、税関にて各役職を歴任致しました。 退職後は三菱商事(株)物流総括室嘱託として勤務し、現在は年金生活者として暇を持て余して居ります。パソコンが得意で暇が有ってはパソコンを見て居ります。現役時代等の自叙伝を暇にかまけて作成し、友人達に配布して居りましたが、此の度一般公開する由と成りました。

1・ 少年期昭和3年8月17日、私は群馬県桐生市で生まれたが、軍国主義時代の真只中に少年期を過ごした。父は建築家で兵暦は無かったが、祖父の弟は小田原藩士の三男で、後に、陸軍中尉で日清戦争に従軍した経歴がある。また、隣家・藤田家の主人は、桐生工専(現・群馬大学 ... もっと読む

声を楽しんだ人生だと思い、自ら「楽声・ラクセイ」と号したので、人生の最終盤で、私と声との関わり合いに就いて、振り返ってみたい。 小学生の頃から、唄は流行歌なども大好きで、低学年の時に「無情の夢」の中から「・・・命を懸けた、恋じゃもの・・・」と、大声で歌い ... もっと読む

川崎税関支署の署長をしていた時の事であるが、年末特別警戒の打ち上げで軽く一杯飲んだ後,帰宅するため川崎駅から横浜行きの電車に乗った。車内は割合に空いて居て、立っている人が数人と少なかったので、私は座る事が出来た。私の席は長椅子の左端から2番目で、左隣の席つ ... もっと読む

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